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ランゲルハンス細胞 langerhans cell

例えば、海水浴に出かけたとき。海辺で寝ていただけなのに、とても疲れたという経験はありませんか?日に当たると疲れるとよく聞きますが、なぜなのでしょう。

私たちの肌の表皮には、大部分を構成するケラチノサイト(表皮細胞)、シミと深い関係のあるメラノサイト(色素細胞)、そして、ランゲルハンス細胞があります。
ランゲルハンス細胞は、アレルギーと関係する細胞です。

この細胞は、外部から肌に侵入してくる異物を最初に認識する役割を果たします。肌の中で常に見張りをしていて、異物、つまり、からだにとって刺激となるものがいざ入ってきたら、すかさずその情報をキャッチし、リンパ節にその情報を伝達します。
するとリンパ球は、その情報を受けて異物を体外に排除しようと、免疫システムを働かせるのです。

化粧品などによる肌のかぶれは、ランゲルハンス細胞が深く関与しているといわれています。

さて、冒頭でお話しした、日光浴と疲れの関係です。日焼けをすると、その箇所のランゲルハンス細胞が、なんと減少してしまうのです。そのため、異物が侵入しても、キャッチできず、免疫システムが働かなくなります。免疫力が落ちるので、疲れやすくなるというわけです。
正常な免疫反応の面からも、夏の強い日差しには気をつけたいものですね。

参考資料:
「美容皮膚科学事典」(中央書院)
「知的なスキンケア」(ミネルヴァ書院)

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